畑からそだてた布

穏やか過ぎる春の日差し。

例年より雪の量も少ないうえ、暖かい日が多く

雪解けが一気に進んでいる感じです。

雪解け水で川も水量が少し増しているようです。


今年は一足も二足も早く、春の気配が訪れています。

昭和村では雪が結晶になったまま降ることがあります。

私は結晶なんて顕微鏡で見るものだとばかり思っていました。


今朝は車の窓ガラスについていた雪が結晶になっていました。

写真でわかるといいのですが・・・


実際に空から降ってくる雪の結晶は

いろんな形をしていてもっときれいです。


寒い季節の贈り物です。

今年は民家の近くまでけものたちが出没しているようです。

朝になると雪の上にくっきりと足跡が残っています。

うさぎにきつね、イタチなどのようです。

例年だとこんなに大賑わいなことはないんですが。

今年はどうしたんでしょうか。


家の軒下にもイタチが住みついたようで、

足音やたまに大ゲンカしている声が聞こえます。

おかげでねずみが１ぴきも出ません。
（イタチは肉食なのでねずみを食べます。）

良いんだか悪いんだか。



いつもの年と違うことが起きると

今年の天気に影響しそうで心配です。

寒くなると昭和村では大根を軒先で乾す光景がよく見られるようになります。

凍み大根です。

皮をむいてゆでた後に外で乾します。

手間のかかる仕事です。


寒さで大根が凍り、日中凍った水分が溶け蒸発します。

その繰り返しで少しずつ大根が乾燥していきます。


この大根は「私が乾したの」と言いたいところですが・・・

来年頑張ります。

1月14日の行事。

歳の神。

正月の門松などを焼き、その年の稲の作柄を占います。

近所の人が集まりました。

十数年前までは、盛大に行われていたそうですが、

過疎と高齢化で、縮小の一途をたどっているようです。

それでも、今年も無事に行われました。





歳の神の火でお餅を焼きます。

この餅を食べるとお腹が痛くならないそうです。

私もご相伴にあずかりました。

今年1年良い年でありますように。