畑からそだてた布

先週末あたりから、家の中にカメムシ（通称クサムシ）が入ってきました。

毎年秋になると現れるのですが、今年は異常です。

毎日３０ぴき以上退治しています。

それでもまた現れる・・・

家の中で飛び回るは、臭いにおいを放つは、傍若無人ぶりには辟易です。

クサムシが多く出る年は雪が深いと昔から言われているそうです。

いやな予感。

今年ばかりは異常気象を期待してしまいそうです・・・

昨日、10月に行われる「工房からの風」のミーティングに行ってきました。
場所は千葉県市川市。
もちろん私の移動手段は車です。
初首都高。緊張しました。
普段、田舎の1本道、しかもほとんど車のいない道を走りなれている私にとっては刺激的すぎ？ました。



今回のミーティングで、たくさんの出店者の方々やスタッフの方々とお会いすることができました。
また、いろいろな話をすることができました。
会津の山奥で暮らしている私にとってとても有意義でした。
頑張っている人たちにたくさん会うことができ、そしていろいろな話を聞くことができたことで、
私自身がパワーをもらった感じです。
もらったパワーがいつまでもつかわかりませんが、パワーが切れないうちにせっせと作品作りに勤しみます。

8月9日。長崎は63回目の原爆の日を迎えた。
長崎で、育ってきた私にとって今日は特別な日だ。
63年前の今日、いつものように青い空、そして蒸し暑い日だったことだろう。

午前11時2分。

突然の強い光、そして熱風。
一瞬にして長崎の街は廃墟となった。
多くの罪もない人たちが亡くなり、生きている人た日も地獄のような苦しみを味わった。（いや、苦しみは今も続いていることだろう。）

子供のころは今日という日が嫌いだった。
むごたらしい写真を見せられたり、話を聞かされたりするのは怖かったし恐ろしかったからだ。
何で毎年毎年、こんなもの見せられなけれはならないのかという思いのほうが強かったかもしれない。
でも、大人になるにつれて、原爆の悲惨さ、戦争の惨さを感じるようになった。

周りにもたくさん被爆者や、二世、三世の方がいる。
わたしにとって良くも悪くも原爆は身近な問題だ。

あの日の苦しみをもう誰も味わわないですむ世の中になってほしい。
誰もが幸せであってほしい。
そんなことを思わずにはいられない今日、8月9日である。

日本電気協会という電力会社で発行されている「電気新聞」の取材を受けました。

奥会津特集の一環だそうです。

あまり昭和村では見慣れない、スーツ姿の男性が4人。

一流企業らしく、言葉遣いもとても丁寧。

取材にスーツ姿。

上下関係もありそうな雰囲気。

なんだかとってもミスマッチ。と同時に働くサラリーマンを見たような・・・

今の日本の姿を象徴しているような感じもしました。

そんな姿、決して嫌いではありません。

業界紙ではありますが、なんだかとっても出来上がりが楽しみな気分になりました。

苧引きのときに使うずいぶん古い苧引き板と苧引きごを知り合いからいただきました。

ずいぶんすすけていますが、苧引き板はほとんど使われていないようです。

苧引きごはかなり錆びています。

実際には使える感じではないですが、昔のものをみるとなぜか嬉しくなります。

使われなくなってもずっと長い間残っていたことに、感慨深くなってしまいます。

これからのクラフト展などに持って行って、たくさんの人たちにみてもらおうかなぁなんて思っています。